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ワールドシリーズ2024 特集〜結果・大谷翔平の活躍①

ワールドシリーズ2024 特集・結果・大谷

2024年のMLB(メジャーリーグ)ワールドシリーズが10月25日(日本時間26日)から行われます。

今年は、ナ・リーグは、ホームラン&打点の二冠王、史上初の50-50の大谷翔平が所属するドジャースが4年ぶりにワールドシリーズの舞台に駒を進めました。

対するア・リーグは、同じくホームラン&打点の二冠王の最強打者アーロン・ジャッジが所属するヤンキースが15年ぶりにワールドシリーズ進出を決めました。

ワールドシリーズでドジャースとヤンキースが対戦するのは1981年以来、実に43年ぶりの対戦となります。

この久しぶりの東西の名門対決に加え、大谷翔平が遂にワールドシリーズの舞台に立つことで、日本のファンのみならず、全米でも大きな注目を集めています。
伝説が生まれることは必至の注目の対決、数回に分けて特集します。


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ワールドシリーズでのドジャース対ヤンキース 対戦結果

ワールドシリーズで西の名門ドジャースと東の名門ヤンキースが対戦するのは1981年以来、実に43年ぶりの対戦となります。

ロサンゼルス・ドジャースは、元々はニューヨーク・ヤンキースと同じニューヨークのチームでした。現在はロサンゼルスに本拠地を置いておいていますが、1883年の創設当初はニューヨーク市ブルックリン。その後、ブルックリンに所在を置いたまま名前を何度も変え、1958年に西海岸のロサンゼルスに本拠地を移しました。
※ちなみに、現在サンフランシスコにあるジャイアンツも、ドジャースと同じ1883年創設当初もニューヨーク市域でニューヨーク・ジャイアンツの名前で、ドジャースが西海岸に移したのと同じ年にジャイアンツも西海岸のサンフランシスコに本拠地を移しています。

以下がドジャースのチーム名の変遷です。

    •    ブルックリン・アトランティックス (1884年)
    •    ブルックリン・グレイス (1885年 - 1887年)
    •    ブルックリン・ブライドグルームス (1888年 - 1890年)
    •    ブルックリン・グルームス (1891年 - 1895年)
    •    ブルックリン・ブライドグルームス (1896年 - 1898年)
    •    ブルックリン・スーパーバス (1899年 - 1910年)
    •    ブルックリン・トロリードジャース (1911年 - 1912年)
    •    ブルックリン・スーパーバス (1913年)
    •    ブルックリン・ロビンス (1914年 - 1931年)
    •    ブルックリン・ドジャース (1932年 - 1957年)
    •    ロサンゼルス・ドジャース (1958年 - )


ヤンキースは、1901年創設のメジャーリーグ屈指の名門球団で、アメリカン・リーグ優勝40回、1969年以降の地区優勝20回、ワールドシリーズ出場40回、優勝27回は、全て歴代最多。そのヤンキースは、当初は、ボルチモア・オリオールズとしてスタートし、1903年からニューヨークに本拠地を移しています。

以下がヤンキースのチーム名の変遷です。
    •    ボルチモア・オリオールズ (1901年 - 1902年)
    •    ニューヨーク・ハイランダーズ (1903年 - 1912年)
    •    ニューヨーク・ヤンキース (1913年 - )


この東西の名門チームの過去のワールドシリーズの対戦結果をまとめてみました。

 【ブルックリン・ドジャース時代】
1941年 ヤンキース4勝1敗(〇●〇〇〇)
1947年 ヤンキース4勝3敗(〇〇●●〇●〇)
1949年 ヤンキース4勝1敗(〇●〇〇〇)
1952年 ヤンキース4勝3敗(●〇●〇●〇〇)
1953年 ヤンキース4勝2敗(〇〇●●〇〇)
1955年 ドジャース4勝3敗(●●〇〇〇●〇)
1956年 ヤンキース4勝3敗(●●〇〇〇●〇)
 【ロサンゼルス・ドジャース時代】
1963年 ドジャース4勝0敗(〇〇〇〇)
1977年 ヤンキース4勝2敗(〇●〇〇●〇)
1978年 ヤンキース4勝2敗(●●〇〇〇〇)
1981年 ドジャース4勝2敗(●●〇〇〇〇)

 

過去の対戦結果は、ヤンキース8勝ドジャース3勝と、ヤンキースが上回っています。
ただし、ロサンゼルス移転後は2勝2敗と五分の成績となっています。

 

ドジャースとヤンキースの選手成績

そんな今年のワールドシリーズの注目はやはり、大谷翔平(30)とジャッジ(32)の本塁打王同士の対戦です。ともにシーズン50本塁打を記録し、MVP級の大活躍を収めてきた両者がワールドシリーズでどれほど活躍するかが優勝を決めるポイントとなりそうです。

ここで両チームの選手成績をまとめてみました。

 

ドジャース選手 レギュラーシーズン打撃成績

ヤンキース選手 レギュラーシーズン打撃成績

レギュラーシーズンでの選手の成績はほぼ互角。
ただし、ポストシーズンは別物で、ポストシーズンの成績は大谷が打率.286、3本塁打とまずまずの成績ですが、ジャッジは打率.161、2本塁打と大不振。
もともとポストシーズンでのジャッジは勝負弱いことで知られています。
ポストシーズンは、レギュラーシーズンの成績が全てとはいえないところがあります。
もちろん、ジャッジは今季のレギュラーシーズンでの対ドジャース戦での成績は打率.636、3本塁打と得意にしていますのでドジャースにとっては油断大敵。

両リーグで圧倒的な成績を残している大谷とジャッジが実力どおりに大活躍してチームを勝利に導くか、あるいは、思わぬ選手が大活躍しワールドシリーズ優勝へ導くヒーローとなるのか、大注目の2024年のワールドシリーズです。
また、大谷がドジャース一年目にしてワールドシリーズ制覇という悲願を果たせるかも注目ですね。

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