ドジャース大谷翔平は昨日までメジャー通算199号を放っていて、通算200本塁打まであと1本としていた。
その大谷翔平が、7/13(日本時間7/14)、タイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に29号ソロを放ち、ついに日本人選手で初めてメジャー通算200本塁打の大台に到達した。
4打数2安打2打点1盗塁で打率.314、OPS1.035。1盗塁3得点と足でも躍動した。ただ、チームは9回に大量5失点して同点になると、延長10回にサヨナラ負けを喫してしまった。
大谷翔平メジャー通算200号ホームランで日本人初 大台の200本塁打到達!
大谷翔平が登場するまでの日本人選手のメジャーでの最多通算本塁打数は松井秀喜の175本塁打。
大谷翔平が今季序盤4/21(日本時間4/22)に松井秀喜の175本塁打を抜くと、わずか3ヶ月足らずで24本の本塁打を積み重ね、メジャー通算200本塁打という大台に到達した。
以下は、日本人通算本塁打数ランキング。
1位 | 大谷翔平 | 200本 |
---|---|---|
2位 | 松井秀喜 | 175本 |
3位 | イチロー | 117本 |
4位 | 城島健司 | 48本 |
5位 | 鈴木誠也 | 47本 |
6位 | 井口資仁 | 44本 |
7位 | 福留孝介 | 42本 |
8位 | 青木宣親 | 33本 |
9位 | 松井稼頭央 | 32本 |
10位 | 新庄剛志 | 20本 |
※大谷翔平、鈴木誠也は、2024年7月14日現在の成績
投手をしながらの二刀流で歴代の素晴らしい日本人打者の記録を次々塗り替えている大谷選手は別次元。今後どこまで日本人選手の記録を伸ばすのか楽しみですね。
800試合で、200本塁打・500打点・100盗塁はメジャー史上初!
メジャー通算200本塁打を達成した大谷翔平は本塁打だけの選手ではなく、この日の試合で2打点上げ1盗塁もし打点でも盗塁でもチームに貢献し続けている。
米データサイト「ベースボール・リファレンス」によると、大谷翔平は最初に出場したMLB800試合において、200本塁打、500打点、100盗塁以上を記録したメジャー史上初の選手となった。
本塁打&盗塁数といえば、近年ではなんといってもバリー・ボンズだと思います。
バリー・ボンズは、メジャー史上唯一、メジャー通算500本塁打&500盗塁を達成した選手。薬物疑惑でキャリアを汚しましたが、キャリア前半は間違いなく素晴らしい成績です。
現役選手の中では、エンゼルス時代の同僚であり最高の5ツールプレイヤーのマイク・トラウトも素晴らしい成績を残しています。トラウトは大谷の3年先輩でまだ32歳でありながら、通算378本塁打・212盗塁と、大谷のほぼ倍の成績です。
そんなレジェンド二人と大谷翔平のデビューから800試合時点での成績を比較してみました。
MLBメジャーデビューから800試合での成績比較 | ||||
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バリー・ボンズ | 800試合 | 132本塁打 | 176盗塁 | 1986年~1991年7月20日まで |
通算(2986試合) | 762本塁打 | 514盗塁 | 1986年~2007年 | |
マイク・トラウト | 800試合 | 166本塁打 | 118盗塁 | 2011年~2016年9月20日まで |
通算(1518試合) | 378本塁打 | 212盗塁 | 2011年~2024年7月15日現在 | |
大谷 翔平 | 800試合 | 200本塁打 | 109盗塁 | 2018年~2024年7月15日まで |
通算(800試合) | 同上 | 同上 | 同上 |
大谷翔平がメジャー通算200本塁打を達成しましたが、通算記録ではまだまだすごい選手、すごい記録がありますね。
ただ、二刀流の大谷選手には同じ尺度で測れないので、大谷選手らしい新たな記録を樹立していってほしいですね。
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