パドレスのダルビッシュ有は、2012年のデビュー以来、今季でメジャー11年目。
37歳になったベテランのダルビッシュは、今年はWBCをチームリーダーとして牽引し、公式戦では今年もローテション投手としてチームに貢献した。成績はそれほど振るわなかったが、記念すべきメジャー100勝目や日本史上最強の奪三振王たる結果も残した。
メジャー1919奪三振、野茂を超え日本人史上1位の記録樹立！
パドレスのダルビッシュ有は、8/14（日本時間8/15）オリオールズ戦に先発し7回を投げて8安打4失点、6奪三振。これで、メジャー通算1919奪三振となり、かつてドジャースなどで活躍したメジャー投手のパイオニア野茂英雄氏の1918三振を抜いて日本人メジャーリーガー歴代トップに立った。数々の奪三振記録を打ち立ててきた日本の奪三振王がまた一つ偉大な記録を打ち立てた。
日本人メジャーリーガーの3位は田中将大の991、4位が黒田博樹の986、5位がツインズ・前田健太の910と続く。二刀流・エンゼルス・大谷翔平は8位の606。
2.野茂英雄（1918K）
3.田中将大（991K）
4.黒田博樹（986K）
5.前田健太（910K）
6.松坂大輔（720K）
7.岩隈久志（714K）
8.菊池雄星（631K）
9.大谷翔平（608K）
10.大家友和（590K）
ちなみに、ダルビッシュの1919奪三振はメジャー歴代だと103位。
1位は、エンゼルスなどで活躍した世界の奪三振王ノーラン・ライアンの5714奪三振。
桁が違います…。
2.ランディ・ジョンソン（4875K）
3.ロジャー・クレメンス（4672K）
ダルビッシュ通算103勝、野茂以来、日本人選手二人目の100勝達成！
今季が終了し、ダルビッシュは８勝を挙げ通算103勝となった。これで日本人として100勝という大台の勝利数を挙げたのはやはり野茂英雄以来。
ダルビッシュは勝利数でも伝説の投手野茂に続いて日本人史上二人目となる偉大な記録を達成した。
2.ダルビッシュ有（103勝/85敗）※2023年10/1今シーズン終了時点
3.黒田博樹（79勝/79敗）
4.田中将大（78勝/46敗）
5.前田健太（65勝/49敗）
6.岩隈久志（63勝/39敗）
7.松坂大輔（56勝/43敗）
8.大家友和（51勝/68敗）
9.長谷川滋利（45勝/43敗）
10.石井一久（39勝/34敗）
《ダルビッシュの今季（2023年）成績》
24試合に先発し、8勝10敗、防御率4.56、136回1/3、141奪三振、WHIP1.30。
38歳となるダルビッシュの来シーズンにも注目しよう。
