昨年、ドジャースにFAで移籍した山本由伸(元オリックス)。
昨年の12/21(日本時間12/22)、ポスティングシステムでドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円)という巨額契約で合意。
先にドジャース入りをしていた大谷翔平の説得もあり入団を決めた山本由伸。
日米で日本人の二大エースとも言える二人の選手がともにドジャースに在籍することに野球ファンは盛り上がりましたね。今季の活躍が楽しみでなりません。
465億円という高額の契約もとてつもないことですが、それ以上に活躍期間が短い投手に対して異例の12年という長期契約もまた山本の能力がドジャースに高く評価された結果。
そのまだデビューしていない山本由伸が早速、MLB選手の能力や実績をランキング化したMLB Networkの「TOP100 PLAYERS」に登場しました。
そのランキングをご紹介します。
MLB Network MLB「TOP100 PLAYERS」
MLB Networkの「TOP100 PLAYERS」は毎年恒例で、昨年の成績を元に翌年のこの時期に100位から1位までを段階的に発表していくというものです。
メジャーの怪物達の中でトップ100に入るだけでもすごいことです。
昨年はそんな中、大谷翔平が1位になりましたが、さすがにそれは例外として、
デビューもしていない山本の日本で残した成績がどれだけ評価されたのでしょうか。
以下がそのランキングです。
山本選手は61位に選出されました。
その下のバラーダンダーは昨年、シーズン途中でメッツから古巣アストロズへ移籍したことで順位を下げましたが、サイヤング賞3回の現代最高峰の投手です。さらにその下は、バーランダー、デグロームの二大エースがいなくなったメッツでデビュー1年目にもかかわらずエース級の働きをした千賀がいます。
この二人の上にランクされていることは山本選手がかなり高い評価を得ていると言えます。
日本のすさまじい実績の選手がなぜ61位なのか?という意見も中にはあるようです。
以前、メジャーで一時期大谷のチームメイトでもあった元西武のマキノンが以下のように語っています。
「山本にとって61は低い」ドジャース山本由伸の〝低評価〟に元西武助っ人が反論「彼は日本で何千球も投げたが…」 米メディアがMLB選手ランキング発表
MLB Networkが8日、MLBの「TOP100 PLAYERS」の61位までを発表。ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が61位にランクインした。
この発表に昨季まで西武でプレーしたデビッド・マキノンが反応。「山本にとって61は低い。シーズンの終わりには、彼はトップ30に入るでしょう」と山本の順位が低すぎるとコメント。「彼はまだ球を投げていないのでリストには入れられないと言う皆さんへ…彼は日本で何千球も投げたが、誰も打てる人はいない」と日本での実績を評価した。
マキノンは山本と昨季17回対戦し、14打数3安打3四球4三振。山本が2本しか打たれなかったホームランを5月6日の対戦で放っている。
この投稿にファンからは「私はあなたに同意します」「由伸のこと褒めてくれてるありがたい」「相変わらずマキノン優しい」「マキノンの体の8割はリスペクトで作られている」などの声が上がっている。
マキノンは今季から韓国リーグのサムスンライオンズでプレーする。
そうはいっても、メジャーでまだデビューすらしていない山本由伸選手がいきなり61位に登場したことは期待の表れと言ってもいいでしょう。
ぜひ、今季、期待に違わぬ活躍をしていただき、MLB Networkに「61位なんて間違っていました!」と言わせるくらいのものを見せて欲しいですね。