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エンゼルス 大谷翔平 5月の成績・記録

大谷翔平5月記録

4月は投手として目覚しい活躍をしたエンゼルス 大谷翔平。
5月は、投手としての成績がやや落ちたものの打者としては印象的な活躍をし、二刀流として素晴らしい活躍を見せた。
そんなエンゼルス 大谷翔平の5月の様々な歴史的な偉業・記録をまとめてみた。

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「500奪三振&100本塁打」を達成し、ベーブ・ルース以来二人目の快挙

「500奪三振&100本塁打」を達成し、ベーブ・ルース以来二人目の快挙

エンジェルス 大谷翔平は、5/3(日本時間5/4)「3番・DH兼投手」で先発出場し、
5回を投げてふたつの本塁打を浴びるなど4失点を喫しつつも自己最多の13奪三振をマーク。

打っては3安打1打点。
13奪三振&3安打と投打で存在感を見せた。
チームは9回表の3点で6対4の逆転勝利で、4失点だった大谷に黒星はつかなかった。

 

この日の投球でキャリア通算「500奪三振&100本塁打」を達成し、
ベーブ・ルース以来二人目の快挙を成し遂げた。
またしても、大谷が偉大なベーブ・ルースの新たな記録に並んだ。


通算502奪三振で、100本塁打以上の選手でのMLB史上最多奪三振記録を更新

大谷は、5/9(日本時間5/10)「3番・DH兼投手」で先発出場し、
2回に二つ目の三振を奪い、メジャー通算502奪三振とし、
これでベーブ・ルースのキャリア501奪三振を超えた。
これは同時に、100本塁打以上放った選手のMLB史上最多奪三振記録の更新となった。


大谷翔平の打撃妨害1シーズン5回以上は球団史上3人目

5/12(日本時間5/13)、この日のDH出場の大谷は、2打数無安打ながら、
2四球と打撃妨害で3出塁とチームの勝利に貢献した。
大谷は、これで今季、打撃妨害を5回目となり、これは、球団史上3人目の選手となった。
トミー・ラステラ(2019年に6回)、ダイン・アースタッド(2001年に5回)。
ちなみに、5/12の時点で、今季打撃妨害を2回以上受けた選手は大谷以外にいない。
なかなか珍しい記録となった。


投手1試合5出塁は59年ぶり、投手が「本塁打、単打、三塁打、四球」をマークしたのはメジャー史上初。

投手1試合5出塁は59年ぶり、投手が「本塁打、単打、三塁打、四球」をマークしたのはメジャー史上初

大谷は、5/15(日本時間5/16)、敵地でのオリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で今季9度目の先発登板。3発を被弾するなど7回4安打5失点5奪三振で打ち込まれながらチームが勝利し、今季5勝目を挙げた。

 

投手としては、7回を投げ4安打に抑えるも、自己ワーストタイとなる3被弾で5失点を喫した。しかし、打者・大谷は絶好調で、初回に9号勝ち越しの3ランを含む5打数4安打3打点をマーク。9号ホームランは飛距離139メートルの特大ホームランだった。


またこの4安打はサイクルヒットまであと二塁打1本だけで、いわゆる“サイクル未遂”で、ここまで今季2度目だった。

 

この投打の活躍で、わずか1日で3つの大きな記録が達成された。

投手として先発登板し1試合5出塁するのは、1964年9月にヤンキースのメル・ストットルマイヤーがワシントン・セネターズに勝利した際に5安打を放って以来の実に59年ぶり。

投手が「本塁打、単打、三塁打、四球」をマークしたのはメジャー史上初。

この初回の9号ホームランのの飛距離は139メートル。これは、投手が放った本塁打の飛距離としては、2015年の計測開始以降、史上2位の記録。史上最長は、2017年にジョン・グレイ(当時ロッキーズ)の467フィート(約142m)。


ちなみに、投手として登板した試合でサイクル・ヒットを達成したのは、メジャー史上、1888年7月28日のジミー・ライアンのみ。
ただし、ライアンは、センターとして先発出場し、途中からマウンドに上がったので、
全ての安打を投手として放ったわけではない。しかし短いイニングでもなく、この試合でライアンは7.1イニングを投げたと記されている。

「先発投手」としてのサイクルヒットはメジャー史上誰一人達成していない。
大谷の史上初の大記録に期待。

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2桁奪三振をマークした試合で盗塁を達成したのは通算2度目で、メジャー史上2位タイ。

2桁奪三振をマークした試合で盗塁を達成したのは通算2度目で、メジャー史上2位タイ

大谷は、5/27(日本時間5/28)、マーリンズ戦に「3番・DH兼投手」で先発出場し、
6回を投げて、2失点、被安打6、10奪三振、3四球の粘投を見せた。

4試合ぶりの2桁奪三振を記録し、今季通算の奪三振数を90に伸ばしリーグトップとなった。

先発投手として貴重なQS(先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑えること)も記録した右腕は、野手としても、四球を選んで出塁すると、今季7つ目の「盗塁」を決めた。

当然は、先発投手が盗塁することはほぼ例を見ないことで、大谷は「先発投手として盗塁達成」を通算3度している。
これは、2007年以降でザック・グレインキーだけが残している1位タイ記録。

さらに、先発登板して「2桁三振を奪った」試合で「盗塁」を決めたのは通算2度で、
この記録は、メジャー史上でこれまでわずか3人しかいなかった。
その3人は、1960年代に活躍したボブ・ギブソン、70年代〜80年代に活躍したノーラン・ライン、現役で活躍中のマックス・シャーザー。

ギブソンは通算3度で、大谷の通算2度はライアン、シャーザーに並んで史上2位タイ。

 


大谷翔平の5月の成績。

投手として、5試合で1勝1敗、防御率4.06、15失点
打者として28試合で打率.243、8本塁打、20打点、出塁率.333、長打率.534、OPS.867

投手として大活躍した4月とは少し異なり、5月は投打での同時活躍が目立った大谷。
次々と偉大な記録を生み出し、ファンを熱狂させてくれた5月だった。

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